手相の写真で線が読み取れるかどうかは、明るさ・ぶれ・手のひらの大きさの三つでほぼ決まります。手のひらに濃い影が落ちない明るさで、手を平らに止めて、画面の長いほうの辺に手が三割以上入っていれば、たいていの端末で足ります。撮る向きは判定に関係ありません。縦でも横でも斜めでも、同じように読み取れます。
PalmMuse は写真を送る前に端末側で三項目を測っています。実際に使っている基準はこうです。
画面全体の平均的な明るさが、暗すぎず明るすぎない範囲に入っていること。数字でいうと 0.25 から 0.85 の間です。夜の室内で照明を背にすると下限を割り、直射日光の下で白飛びすると上限を超えます。窓から入る昼の自然光を横から当てるのが、いちばん外しにくい撮り方です。
明るさより厄介なのが影です。手のひらの真上に照明があると、指の付け根から中央にかけて濃い影が落ちて、感情線と知能線の間が一本につながって見えることがあります。光源は正面か斜め前から当ててください。
ぶれの判定には輪郭の鮮鋭度を使っています。手のひらのしわは細いので、人物写真なら問題にならない程度のぶれでも線の判定には効きます。手首を机や膝に預けて、腕ごと止めてから撮ってください。片手で構えて片手を写す姿勢は、どうしてもぶれます。
手のひらが画面のなかで小さすぎると、しわの解像度が足りません。基準は、手の長いほうの向きで画面の三割以上です。画面いっぱいに寄せる必要はありませんが、腕まで写っているような引きの写真は足りないことが多いです。
手の大きさは、画面の縦横ではなく手そのものの長いほうの軸で測っています。だから手を横向きに写しても、斜めに写しても、判定は変わりません。指を上に向けて構え直す必要はないので、いちばん楽に止められる角度で撮ってください。
この仕様は最初からこうだったわけではありません。以前は画面の縦方向の広がりだけを見ていたので、横向きに撮った手のひらが必ず弾かれていました。手の軸で測るように直したのが今の形です。
撮影画面に手のひらの輪郭が出ますが、あれは目安であって境界線ではありません。枠から少しはみ出しても、少し小さくても、それだけで撮影が止まることはありません。端末側の判定は「しわが解像しないほど小さい写真」を弾くためだけのもので、最終的な可否はサーバー側が判断します。
手の形が検出できなかった場合も、そのまま送信できます。手の姿勢検出は使える手相写真をかなり取りこぼすので、ここで止めるほうが損になるからです。
送信後に返ってくる判定は二種類あります。ひとつは、写っているものが人の手のひら側だとはっきり判断できなかった場合。手の甲を撮っている、指だけが写っている、手以外のものが大きく写り込んでいる、といったときに出ます。
もうひとつは、主要なしわか手の輪郭のどちらかが確実に判断できなかった場合です。暗い、ぶれている、影が強い、指を曲げて手のひらが縮んでいる、このあたりが原因のことが多いです。
どちらの場合も、推測して当てにいくことはしません。読み取れなかったときは読み取れなかったと表示します。撮り直しは何度でも無料で、失敗した撮影に料金は発生しません。
線が薄い手、しわの少ない手はふつうにあります。運命線がはっきりしない手は珍しくありませんし、はっきりある手でも角度によっては写りません。検出された線に付く確度の数字は、その写真でしわがどれだけはっきり追えたかを表すものです。手の持ち主について何かを言っているわけではありませんし、数字が低いからといって線の意味が変わることもありません。
見えている線が検出されなかったときは、次に進む前に線を修正できます。実際に見えている位置まで指で動かせますし、はっきり見えない線には印を付けられます。鑑定文は、そうして確定した線から書き起こされます。
どちらでも撮れます。PalmMuse は両手を別々に読み取って、二枚そろったときだけ両手を並べた章を追加します。片手だけでも鑑定は成立します。
使えます。判定の条件は撮影方法ではなく写真そのものなので、明るさとぶれと大きさが足りていれば、いつ撮ったものでも構いません。
ネイルは手のひら側のしわに影響しません。ハンドクリームは、塗った直後にてかりが強く出ると光が反射してしわが飛ぶことがあるので、なじませてから撮ってください。
かかりません。撮影と線の検出は無料で、確度の数字まで見てから鑑定に進むかどうかを決められます。失敗した撮影に課金することはありません。
おすすめしません。至近距離のフラッシュは手のひらの中央だけが白く飛んで、周辺が暗くなります。部屋の明かりか自然光のほうが安定します。