手相占いアプリのほとんどはストアで「無料」と表示されますが、その多くは入れるところまでが無料という意味です。実際の料金は三つの型に分かれます。広告で回収する型、鑑定文をアプリ内課金で一回売る型、そして週や月で継続課金する型です。どれに当たるかは、入れる前にストアページの「App内課金」欄で判別できます。
鑑定まで無料で読めて、代わりに広告が入ります。お金は払いませんが、広告表示のために利用状況が広告事業者に渡る設計になっていることがあります。手のひらの写真そのものが渡るわけではないにせよ、無料の対価がどこかで発生していることは意識しておく価値があります。
撮影や簡易的な結果までが無料で、詳しい鑑定文に一回だけ課金する形です。払った分だけで完結するので、支払いの総額が最初から見えます。使わない月に請求が来ることもありません。
週額または月額を払っている間だけ鑑定が読める形です。毎日占いを引く習慣がある人には合いますが、手相を見るのが年に数回という使い方だと、見ていない期間の分も払い続けることになります。無料トライアル付きで始まり、解約を忘れると自動で課金が続くのがこの型の典型的な負担です。
iPhone なら、App Store のアプリページを下にスクロールすると「App内課金」の一覧が出ます。ここに商品名と価格が並んでいます。判断はこうです。
アプリを入れたあとなら、iPhone の設定からサブスクリプションの一覧を開けば、継続課金しているものだけが並びます。心当たりのない手相アプリがここにあれば、それは型3です。
料金の型と同じくらい効くのが、課金する前にどこまで見せてもらえるかです。写真を撮った直後に伏せた状態で課金画面が出る作りだと、払うまで中身が何もわかりません。線の検出結果が先に出る作りなら、少なくとも自分の写真が処理されたことを確認してから決められます。
この観点は料金そのものではありませんが、同じ金額を払うなら判断材料が多いほうがいいという意味で、価格と一緒に見る価値があります。詳しくはアプリを選ぶ前に確認する仕様に書きました。
道具を買い切る型です。自分の写真から下書きを作り、少なくとも一点を修正し、最初の日付つきマップを保存するところまで無料です。Studio Pro は¥1,500の一回払いで、マップ無制限、高度な編集、比較、高画質書き出し、すべての練習と教材が使えるようになります。継続課金と無料トライアルはありません。
撮影に失敗した場合は課金しません。読み取れなかったときは読み取れなかったと表示して、撮り直しは何度でも無料です。
アプリ内課金はどの製品でも Apple を通ります。つまり、返金の申請先はアプリの提供元ではなく Apple です。iPhone から reportaproblem.apple.com にアクセスすれば、購入履歴から申請できます。この経路はどの手相アプリでも共通なので、覚えておくと使い回せます。
鑑定まで無料で読めるものはあります。その場合の対価は広告か、利用状況の提供であることが多いです。完全に無料で広告もないという製品があれば、何で運営費を回収しているのかを確認する価値があります。
iPhone の設定を開き、いちばん上の自分の名前をタップして「サブスクリプション」を選ぶと、契約中のものが一覧で出ます。アプリを削除しただけでは解約になりません。
ありません。最初のマップは保存まで無料で、Studio Pro は一回きりの買い切りです。期間で切れる仕組みや自動更新はありません。
同じ Apple Account を使っていれば、Studio Pro 画面の「購入を復元」から買い切り購入を確認できます。マップは端末内に保存されるため、購入の復元とは別に扱われます。